弁護士紹介

福本 修也

法曹キャリア当初の10年間は検察・法務で幅広い経験を積ませていただき,2000年に弁護士に転身しました。

法務省局付検事時代,民法及び刑法の各改正作業に従事した経験から培った法律論展開力は自身の大きな財産となっています。法改正作業中に「法律学は数学なり」という境地に至ったところがあり,判例も文献もない未知の分野で純粋に論理を積み重ねる法律論の展開を得意としています。

また,検察官時代に従事した捜査・公判活動及び弁護士転身後に経験した数多くの法廷尋問を通じ,独自に修得した法廷尋問技術(特に反対尋問技術)に関しては,ある意味,法律論展開力以上に自信を持っています。実際,当職のクライアント様から最も高い評価をいただいているのが相手方に対する反対尋問となっています。反対尋問こそは法曹としての総合力が問われ,古典や歴史をはじめとする一般教養,心理学,科学,社会・経済情勢,雑学に至るまで法律以外の幅広い知識及び人間観察の蓄積がものを言う領域であり,公私において何事も人間研究の研鑽と捉え,日々の糧としています。

ご相談につきましては,クライアント様の利益を第一としながら,誠実かつ正直な対応をすることを心掛け,先様に喜んでいただけることを自らの喜びとし,日々の業務に当たっています。 

なお,当事務所では,これまでの官民における豊富な経験を踏まえ,単にLegal Matterにとどまらず,企業経営や具体的取引に関わるBusiness Matterについてもご相談に応じています。

経歴

昭和63年3月東京大学法学部卒業
昭和63年10月司法試験合格
平成元年4月最高裁司法研修所(43期)
平成3年4月東京地検検事
平成4年4月津地検四日市支部検事 
平成6年4月新潟地検検事  
平成7年4月東京地検検事
平成8年4月浦和地検検事
平成8年6月米国ノートルダム大学ロースクール留学(独禁法,税法,刑事法等履修)
平成9年6月法務省民事局第四課(現商事課)局付検事(所掌事務:商業・法人登記,債権譲渡登記,社債登録,供託,株式保管振替等の民事法務行政)
平成10年4月法務省民事局参事官室局付検事(成年後見制度に関する民法改正立法担当)
平成11年7月法務省刑事局刑事課局付検事(所掌事務:検察行政,偽造カードに関する刑法改正立法担当,子会社の計算による利益供与罪創設に関する商法改正立法担当)  
平成12年8月弁護士開業(平河総合法律事務所)
平成20年2月福本総合法律事務所開設

著書・論文

  • 「公選法上の連座訴訟の解説」(近代警察社)
  • 「子会社の計算による利益供与罪等を新設する商法改正法案について」(「研修」623号)
  • 「警察実務判例平成12年版」(立花書房)
  • 「深夜店舗連続強盗事件捜査」(「警察公論」)
  • 「民法の一部を改正する法律等の解説」(「登記研究」625号)
  • 「新成年後見制度の解説」(きんざい)
  • 「一問一答新しい成年後見制度」(商事法務研究会)
  • 「成年後見 法律の解説と活用の方法」(有斐閣)
  • 「わかりやすい新成年後見制度」(有斐閣)
  • 「有責配偶者からの離婚請求」(「民事法情報」142号 )
  • 「供託先例百選」(有斐閣)
  • 「供託法・供託規則逐条解説」(法務省民事局)等
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